Windows10 でFortran開発環境構築を試みる
Windows10 にFortranの開発環境を構築するお話.
gfortranを導入するのに一般的には
・TDM GCC
がある.
初めTDM GCCでやっていたものの open でエラー発生.
(Program received signal SIGSEGV: Segmentation fault - invalid memory reference.)
どうも TDM-GCC 64bitのver4.9以降 に不具合があるらしいということで4.8で試すも同様のエラー.
紆余曲折の結果,
Windows10 Pro の Hyper-V を利用し,Dockerを導入し,
エディタはVSCodeを使用.
追加オプション
・Modern Fortran
- gfortran のパスを通す
・Fortran IntteliSense package
- fortls のパスを通す
(pip3 install fortran-language-server)
・Remote SSH
これが非常に便利でSSHが入っているコンテナを自動的に認識し簡単に接続ができる.
結局,Windows10のVSCodeでUbuntuのコンテナにリモート(?)アクセスし
共有したディレクトリ上にプログラムを作成,ビルドはコンテナのUbuntuで行い,
出力結果をWindows上のgnuplotを使うという非常にけったいなことに・・・.
ほ,ほら,Ubuntu別のマシンにした時簡単に移植できる(はず)だから(震え声)
尚,メモリの使用量も馬鹿にならない模様.
VSCode使いやすいんだけどLinuxならもっといいエディタとかあるのかな.
因みに一応Cygwinも試して,ちゃんと動作することを確認.
Fortran・・・Linux・・・Docker使えば移植簡単やろ!
という発想の下,見事に迷走した感じ.